*調べる計画

 水源地から取った水は、どこを通って運ばれてくるのだろうか。

 大牟田市の水道の水源は、地下水と川の水です。

<水源からの水の送られ方>

◆水源
 水をとるところのことです。
 大牟田では四ケ所の水源から
 水をとっています。

○清里水源から

  「清里」では、100〜180メートルもある深い地下水を9本の井戸からくみ上げて、大きなパイプで四ツ山配水池へ送ります。

○菊池川、諏訪川から

 熊本県の玉名市を流れている菊池川の「白石ぜき」というところからも小岱山の下にあるトンネルをとって大牟田の「宮原浄水場」まで送られていきます。
ここでは、諏訪川の水もいっしょにきれいにします。きれいになった水は、よくけんさされて延命配水池へ送られ、ここからわたしたちの家庭へとどけられます。四ツ山配水池からは、大牟田市の南部の家庭は、延命配水池からは、中部の家庭へとどけられます。

○筑後川から

  久留米市を流れている筑後川の「筑後大ぜき」というところからも水を取るようになったので甘木山に甘木配水池が作られました。ここからは、大牟田市の北部や東部の家庭に水が送られています。

<家庭に水がとどけられるまで>

 今まで、自分が使っている水のことについて真けんに考えたことはありませんでした。「水など自然にいくらでもできるもの。」ぐらいにしか思っていませんでした。
 しかし水が、わたしたちの家庭にとどけられるまでには、長いきょりをパイプやトンネルが使われていることを初めて知りました。また、熊本県の荒尾市や玉名市、久留米市の筑後川からも水が送られていることを知り、本当におどろきました。
 わたしたちが使う水は、たくさんの人の知えや苦労があったのだろうと思います。

大牟田の水源(1)
大牟田の水源(2)
大牟田の水源(3)