特色ある教育

明治小学校は、ユネスコスクールです。ユネスコスクールは、ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実現する学校のことです。
大牟田市では、平成24年1月17日に市立の小・中・特別支援学校がユネスコスクールへの加盟し、ESDを推進しています。すべての学校が一斉にユネスコスクールになることは、当時は世界的にも珍しいことであり、大牟田市は全国のユネスコ関係者から「ユネスコスクールのまち おおむた」と呼ばれています。

ユネスコミスクールは、ESDの推進拠点として位置づけられています。
ESDとは、"Education for Sustainable Development"(持続可能な開発のための教育)のことです。わたしたちと、そして次の世代の人たちがこの地球で平和で幸せに暮らしていくために、様々な問題について、子どもたちなりに考え、行動するための学びです。
明治小学校では "Think Globally, Act Locally!" を合い言葉に、単なる体験活動だけで終わらず、「何のために何を学び、どのように学んで、何ができるようになり、どのように取り組むのか」を大切にしています。


《本校のESDの目標》
学校の教育活動全体を通じて、人格の発達や自立心、判断力などの人間性を育むとともに、他人との関係性、社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、「かかわり」「つながり」を尊重できる子どもを育成する。
●体系的な思考力(問題や現象の背景の理解、批判的な思考・判断、多面的・総合的なものの見方)
●持続可能な発展に関する価値観(人間の尊重、多様性の尊重、非排他性、機会均等、環境の尊重など) 
●未来像の予測、計画立案 
●コミュニケーション能力 
●社会に参画する態度や能力

《本校のESDの推進方針》
●総合的な学習の時間や生活科を中心に、エネルギー環境教育、国際理解教育、英語教育を重点として大牟田版SDGsの達成に向けた横断的・総合的な学習を行う。
●自ら課題を見出し、体験活動を通して主体的・協働的に問題解決ができるようにする。
●人・もの・こと・社会・自然とのかかわりやつながりを重視するようにする。
●指導体制や地域との協力体制をつくり、学習が効果的に進められるようにする。 

《本年度の重点目標》
●エネルギーや自然・環境への関心を深め,「省エネ・省資源」,「自然・環境の保持・美化」の大切さを自分事としてとらえ,学びを発信できる子どもを育てる。
●目的意識や相手意識をもち、調べたり体験したりして考えたことを伝える能力の育成を図る。

《R4年度ESD実践事例》
ESDカレンダーを紹介します。明治小学校がユネスコスクールとして取り組むESDの内容を、それぞれの学年の学習にどのように位置づけているかを表したものです。(実施にあたっては、時期や内容が変更になる場合があります。)