みかんづくりの一年間の仕事をしらべよう。

 夏子さんたちは、「こよみ」を見て、きせつごとにいろいろな仕事があることに気づきました。

冬の仕事  
 冬にはさむい風からみかんをまもるため、木の下にわらをしいたり、防風林の手入れをしたり、かれえだをとったりします。
春の仕事  
 春になると、新しい葉が出て、白い花がさきます。このころ、しもがおりたり、雨が多いと実のつきかたが悪くなります。実がふとるようにいらないえだを切ります。


<みかんの花>

夏の仕事  
 つゆは雨が多く、病気や悪い虫たちが発生しやすくなります。そこで、しょうどくをしてみかんの木をまもります。また、暑い夏がくると、なりすぎた青い実をちぎってへらします。数がおおすぎると、木がよわり、よいみかんができません。


<しょうどく>

秋の仕事  
 みかんの実がおいしそうに色づいてきました。いよいよ楽しみなしゅうかくです。のう家の人たちは、一つ一つていねいにはさみで切り取ります。  

みかんをつみとる様子