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大牟田で世界遺産学習が行われました

全国各地から参加しての研修会

 平成28年12月27日(火)、帝京大学福岡キャンパス(大牟田市岬町)で「世界遺産学習・ESD研修会」が行われました。

 

宮城県釜石市、静岡県伊豆の国市、山口県萩市、佐賀市、鹿児島市、中間市、荒尾市、大牟田市の8自治体からの参加がありました。


中尾大牟田市長のあいさつ

 

 「世界遺産学習・ESD研修会」は、今年で3回目になります。

 「明治日本の産業革命遺産」の構成資産をもつ自治体の教職員が参加し、資産を生かした各学校の実践報告やESD(持続可能な開発ための教育)を聞いて、 自校の実践に生かす研修会です。

 今年は、山口県萩市立椿東小学校の内田重美校長が、校区内に松下村塾、萩反射炉、恵美須ヶ鼻造船所跡という三つの資産を生かした教育実践、大牟田市立 駛馬北小学校の下地徹教諭が、校区内にある宮原坑を生かした教育実践を発表されました。

 

萩市立椿東小学校の内田校長先生の発表

大牟田市立駛馬北小学校の下地先生の発表

 

 実践発表の後、タイでESDの研究・実践をすすめているチュラロコン大学教育学部のアタポン・アヌンタヴォラサクン准教授が 「タイにおけるESD~その実践と課題~」という演題で講演を行いました。

 

英語での講演。山下邦明先生(日本学術振興会バンコク研究連絡センター長)に通訳をしていただきました。

 

 今回の研修会は今後の世界遺産学習を通したESDの展開について検討されました。さらに、世界遺産学習を通したESDが充実されることと思います。

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