平成26年度 学

                              大牟田市立右京中学校

 

1 学校教育目標

教育スローガン 〜大牟田に生きる子どもたちを育む〜

豊かな心を持ち、将来に向かってたくましく生きる生徒の育成

 

2 教育目標の具体像

 (1)めざす生徒の姿

   @ 思いやりを持ち、支え合う生徒            (徳)

   A 知的好奇心を持ち、自分の考えを持つ生徒       (知)

   B 健康な体をもち、将来に目を向ける生徒        (体)

 (2)めざす教師の姿

   @ 教育愛にあふれ、心身ともに健康で人間性豊かな教師 (教育愛)

   A 生徒とともに行動し、日々実践する教師       (実 践)

 (3)めざす学校の姿

   @ 生徒が生き生きと活動する活気ある学校       (躍 動)

   A 秩序と規律のある学校               (秩 序)

   B 保護者・地域から親しまれる学校           (信 頼)

 

3 経営方針

 (1)国や県・市の教育施策等を見極めながら、生徒および校区実態に応じるとともに三校再編を考慮した経営を行う。

 (2)全職員の学校経営への参画と協働体制の確立を図る。

 

4 学校の課題

 (1)教育課題

   @ 学ぶ意欲と学力の向上

   A 豊かな人間関係づくり 

 

(2)経営課題

   @ 再編を見通した教育課程の編成と実施

A 分掌組織の機能化と主任・主事の職能成長

   B 職員研修の充実と人材育成

 

5 中期的な教育目標

キャリア教育の4つの能力を備えた生徒の育成

4能力とは【人間関係形成力・情報活用力・進路設計力・意志決定力】

 

6 本年度の重点目標

T 自らの考えを持ち、それを表現できる生徒

U 自らの将来の生き方を意識する生徒

  具体的目標

1年:T 家族に自分の考えを素直に伝える 

U 中学校生活の意義を理解し、3年間の見通しを持つ

 2年:T 先生や友達に自分の考えを表現できる

    U 自己理解に努め、10年先の生き方を考えようとする

 3年:T いろいろな場面で自分の考えをわかりやすく表現できる

    U 自分のめざす生き方を考え、卒業後の進路を決定する

  

  

 

 

 

 

 

 

7 各領域等の基本方針

 (1)各教科の指導

   @ 生徒の言語能力の育成を図り、表現活動を充実させ、「考える・表現する」力を

育成する。

   A 学習環境を整えるとともに、全職員が共通して学ぶ意義や学び方の指導を行う。

   B 家庭学習習慣を定着させ、内容の充実を図る。

    

(2)道徳教育

   @ 教育活動全体を通じて、道徳的価値に基づいた将来の生き方を意識させる。

   A 1-5『自己理解と向上心』2-5『寛容・謙虚』 3-3『人間理解と生きる喜び』を

重点項目とし、自尊感情を高め、自己を向上させる。

 

 (3)特別活動

   @ 『中学生と進路』を活用し、自己表現につながる自主的な学習態度と進路選択

を重点項目として指導する。

   A (2)-イ『自己及び他者の個性の理解と尊重』を重視し、豊かな人間関係づくり

に努め、学年の集団づくりを計画的に行う。   

B 学校行事や生徒会活動における生徒の自主的活動を推進し支援する。

 

 (4)総合的な学習の時間

   @ 地域やGTを生かした体験活動を充実させ、自己実現に向けて、自己の「生き

方」を考えさせる機会とする。

   A ESD(持続発展教育)の視点をもった活動を進め、地域社会の一員としての意

識を高めさせる。

 

 (5)生徒指導

   @ 生徒指導の3つの留意点(自己決定、自己存在感、共感的人間関係)を全教育活

動に浸透させ、生徒と教師相互の信頼関係の確立を目指す。

   A いじめや不登校を生まない『心の居場所となる』学級づくりに努める。

 

 (6)健康教育・環境教育

   @ 保健室経営と連携し、全教育活動を通して薬物乱用防止教育、エイズ教育、性教育、食育等に取り組み、健康に関する意識の高揚を図る。

A        校内の環境整備に努め、環境を守る意識や奉仕の精神の育成を図る。

 

 (7)人権・同和教育

   @ 教育活動全体を通じて人権尊重の精神を培い、自分の良さに気づかせる。

A        個に応じた指導を充実し、基礎学力の定着と進路保障に努める。

B        教職員自身の人権感覚を磨き、自尊感情を持った組織とする。

   

(8)特別支援教育

   @ コーディネーターを中心に特別な支援を必要とする生徒の教育的ニーズを把握し、全職員が生徒についての正しい理解を深め、特別支援教育の推進に努める。

   A 特別支援学級と通常学級との交流促進を図り、全職員が特別支援教育への理解を深める。

 

(9)図書館教育(読書活動)

@ 生徒会文化委員会と連携して読書活動を推進する。

A 年間を通した朝読書や計画的な読み聞かせ活動を通じて、本に親しませ、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高めさせる。

 

10)情報教育

   ○ 教科や総合的な学習の時間等で積極的に活用することにより、生徒の情報活用能力(情報活用の実践力・情報の科学的な理解・情報モラル)を育成する。

 

 (11)安全教育

@ 毎月、校内安全点検日を定め、校内の安全管理体制を強化する。

A 危機管理マニュアルをもとに緊急時対応の研修を行う。

   

12)開かれた学校づくり

   @ Webページや学校通信などで積極的な情報公開を行い、地域に根ざした学校づくりを図る。

   A PTA・校区教育力向上推進協議会活動やFKC・まちづくり協議会等との連携を強め、生徒の健全育成に努める。

 

 (13)職員研修

   @ 校外研修等に積極的に取り組み、実践的な指導力を高める。

   A 教育課題解決のために、授業研究の計画的な実施と内容の充実を図る。

 

(14) 学校再編

  @ 新校をリードする職員であると自覚し、分掌ごとに再編に向けた課題を明確に

し、具体的な手立てをとる。 

A 生徒の目線にたった再編を意識し、教育課程を編成する。 

B 新校のビジョンを共有化し、全員で推進する。

 

15)その他

   @ 服務の厳正を図る。

   A 個人情報の漏洩に注意するとともに、情報開示を視野に入れた対応を行う。 

   B コストの効率化を図り、予算の計画的執行を心がける。