第1学期終業式

7月18日体育館で1学期の終業式が行われました。最初に和田校長が、各学年の代表生徒に通知表を手渡しました。その後、1学期を振り返って式辞を述べました。

 

 

各学年を代表して通知票を受け取る1年林田さん(左)、2年芳賀君(右)3年小田さん(中)

 

 

おはようございます
今日で一学期が終わります。この一学期を振り返って、皆さんどうだったでしょうか?
始業式に今年は有終の美を飾るという話をしました。
そのためには校訓である「礼を正し、場を清め、最善を尽くす」ことだと言いました。
特に「最善を尽くす」、静かに振り返ってください。
あなたは 授業に、部活に、係活動に、行事に一生懸命取り組み、充実した学期だったでしょうか。

今日皆さんは通知票を受け取ります。通知票には各教科の評価、そして担任の先生からの皆さんに対する気持ちが書いてあります。
一学期にがんばれた部分、後一歩の努力がほしい部分など、それらのメッセージを皆さん全員分を読みました。
皆さんの姿が思い浮かぶものもあれば、こういう一面もあるのかと改めて思ったものもありました。
人は褒められれば誰でもうれしくなります。
ちょっとお世辞かなと思っても、気持ちのよいものです。
逆に、人から欠点を言われると、心の中ではあたっていると思っても反発したり、そんなことないと否定したりするときもあります。

ところで、皆さんは自分の声を聞いたことがありますか。
自分の声を録音して聞いてみると、自分が聞いている声と違っています。
普段自分が認識している声は、体内を通して伝わる音と空気の振動を通して伝わる音がミックスされて聴こえているのに対し、録音された声は、純粋に空気の振動を通して伝わる音のみであるからといわれます。
自分の声は自分以外の人が感じている声とは違っているのです。

自分の姿も、これと同じです。「遠きを知りて近きを知らず」ということばがあります。他人のことはよくわかるのに自分のことは案外わからないものだと言うことです。

誰でも自分はよく思いたいし、間違っていないと思っています。
だから欠点を指摘されるそんなことはないと思いたくなります。でもその指摘は周りの人も口に出さなくてもそう思っていることがあるのです。
担任の先生が書かれたメッセージも、外から見ればそのように見える面があると素直な気持ちで受け止め、夏休みにすべきことを考えましょう。
長所が書かれていたら、それをさらに伸ばすには、短所が書かれていたらどこをどう直していくか、考えてほしいと思います。

明日から夏休み。
自分自身で時間のコントロールをする、自分の心の中でチャイムを鳴らし、生活のリズムを保ち、心身共に健康な生活を送りましょう。
また、事故にあったり事件に巻き込まれたりしないよう気をつけて下さい。
8月6日の出校日には皆さん元気な顔で会いましょう。

 

終業式の後は、全校集会を行いました。いつも通り「赤黄歌合戦」の後、表彰がありました。最後に、生徒指導担当の矢野先生から、夏休みを過ごす上で注意することなどの話をしました。



 

校歌を歌う赤ブロックの生徒。本日の「赤黄歌合戦」で勝利。対戦成績赤2勝対黄1勝となった。

 

黄ブロックの合唱の様子


 

 

青少年健全育成標語で入賞した、3年平生さん(左)、2年生濱田さん(右)

 

1年生杉野さん(左)、全体に夏休みの生活上の注意を話す矢野先生