３月１３日金曜日、朝は強く冷え込んだものの、空は晴れ気温は徐々に上がってきました。右京中学校最後となる第６８回卒業証書授与式が行われました。保護者、地域の方々に見守られ、卒業生４７名が巣立っていきました。

　卒業生の皆さんは、入学時からひとクラス２３名という少ない人数ながら、互いに思いやり励まし合うことができる、とても仲の良いところが印象的な学年でした。２年生では、本校で初めて民泊体験を取り入れた修学旅行へ行きました。鹿児島県垂水市の一般家庭に泊まり、農業・漁業などを手伝って、学校や自宅では学ぶことの出来ない貴重な体験をしました。また、文化祭では、ふたクラスとも創作劇に取り組み、文化会館に来て下さった多くの保護者の皆さんに感動を与えることができました。そして３年生、全員で参加した市内連合音楽会では、合唱を通して学級の絆を強く結びました。赤団、黄団に別れ力一杯戦った体育祭。右京中学校最後と言うことで、祖父母様や地域の方々を招いて、工夫をこらした競技を行うなど思い出深いものとなりました。

　そのひたむきな皆さんの姿は、きっと宅峰中学校に進学する下級生たちのこころにも、長い歴史を受け継いできた立派な右京中生像としてしっかり刻まれたことだと思います。

　サプライズあり、涙ありの最後にふさわしい感動的な心に残る卒業式でした。卒業おめでとう！

　卒業式に参加していただきました保護者、地域の皆様、ありがとうございました。